その年は、あまりにも多くのことが立て続けに起こった。俺は望んでいたものを手に入れたと思ったが、その途端、どん底まで叩き落とされた。 全てを失ったわけだが、そのことすら結局は俺に有利にはたらくだろう。不安はない。迷いもない。俺の道は、最初から決まっている。 俺は運命に導かれている。いやむしろ、運命をこの身に引きつけている。たとえこの先いかなる障壁があろうと、俺はそれを乗り越えるだろう。そうして行く道の彼方に垣間見える、あの境地に立ってみたい。俺の隣に人はなく、俺の頭上に天が広がる。その場所に辿り着いたら、どんな気がするだろうか。 ←戻 次→ <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |