1/14ページ目 「わしに惚れてみるか?」 木刀を突付けられ言われた言葉、姿、はっきり覚えている。 川中島で謙信公とやりあった時だ。 政宗をちゃんと意識し始めたのは。 俺の戦だってのに敵大将のすぐ横に出てきやがって、面白い童だとはつくづく思っていたがここまで興味を持つようになるとはなぁ… …少しややこしいが、あのすぐ後に政宗に仕官を迫られ俺に勝てたらと条件を出し俺と政宗は片倉殿に負けて伊達家に仕える事になった。 片倉殿は怖い…。 付き合い続けたのは食い扶持のためにしょうがなくってのもあったし、あいつはからかいがいがあると思ったからだ。 しかしいつからか好んで側にいるようになり、今ではすっかり惚れ込んで出てけと言われても出ていくつもりは無ぇ。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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