原口銃三


原口銃三

原口統三(はらぐちとうぞう 1927年1月14日生)
 [詩人]


 朝鮮半島の京城府生まれ。大連一中を経た後、旧満州国の所々を転々として第一高等学校文科に入学。この間の流転が彼の精神に深く影響を与えた。一高入学後は上級生である清岡卓行のほか、橋本一明、中村稔と親交を結び、アルチュール・ランボーに傾倒する。寄宿寮内では眉目秀麗な秀才詩人として有名であったが、フランス会や文芸部の数人の友人を除き交友もほとんどなく孤独であったという。一高在学中には、校内誌などに「海に眠る日」などの詩を発表していたが、終戦前に校内誌に掲載予定であった「暁の死者」「忘却の彼方へ」の2篇の詩は、印刷所が空襲を受けた際に焼失した。

 一高3年在学中の1946年10月2日に自殺未遂、10月25日逗子海岸で入水自殺を遂げた。生前に執筆していた『二十歳のエチュード』が、橋本一明によって死後編集され、1948年に遺著として刊行された。『二十歳のエチュード』は、夭折した詩人の書として若年層男女の間で一定の人気を得ている。

 1946年10月25日死去(享年19)


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